3月
14

思いとアイディアを新たなお店に

Category 遠野班     Tags
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遠野市の上郷町にある産直かみごうと言うビニールハウスで出来たお店を訪れました!

ビニールハウスビニールハウス

このお店では地元遠野で採れた野菜や果物などを販売しています。

またネットや電話からその日採れたての物を即日発送を行うという鮮度を重視した販売も行っています。

中に入るとたくさんの野菜や果物が売られていました。

ビニールハウスの中ビニールハウスの中

野菜や果物だけでなく、花や漬物、ジャムなども売られていました。

その中にそば焼き餅と言う岩手に昔から伝わる伝統的なお菓子がありました。

そば焼き餅焼き餅

そば焼き餅はそば粉を使った餅にくるみ、味噌、黒砂糖を混ぜたものを挟んで作ったお菓子です。

甘くてくるみや味噌の味が効いていてとても美味しかったです!

このお店の店長である菊池玲子さんと新田英雄さんにお話を聞きました。

 菊池玲子さんと新田英雄さん菊池玲子さんと新田英雄さん

この店は被災した直後、少しでも多くの人に食べ物が届くようにとすぐ営業を再開するように努め、近隣で最も早く復興したお店となったそうです。

そして営業再開から今までたくさんの人に新鮮な野菜や果物を提供する場となりました。

このお店は3/25をもってこの場所での営業を終了し、4/29から500mほど離れた場所で夢産直かみごうとしてリニューアルオープンします。

現在建設途中の夢産直かみごうの様子です。

 夢産直かみごう夢産直かみごう

夢産直かみごう夢産直かみごう

ここでは以前のように遠野産の野菜や果物を売るだけでなく、地元の奥さま方の集まりである「あくてぃぶまみー」が採れたての野菜などを使って作るレストランと地元で採れた牛乳や果物、野菜を使ったジェラートの店が併設される予定です。

ジェラートの味には遠野で作られているくるみやカボチャ、ブルーベリーを使おうかという案がありました。

ぜひ一度行ってみたいと思いました!

またこのお店は子供たちと作りあげるお店と言うコンセプトをもとに作られようとしています。

元々産直かみごうで働いていた「あくてぃぶまみー」のお母さん方から「子供のいるところで働く」と言った言葉からヒントを得て、子供たちも一緒に働いたりお手伝いをするような環境づくりを考え始めました。

夢産直かみごうにレストランを併設してそこにお母さん方が働けるようにしたり、田んぼや畑を隣接し、そこで地元の小学生や中学生と一緒に野菜作り・販売を行ったり、自分達で搾った牛乳をアイスクリームに出来るスペースを設置すること、日や時間帯によって子供達に店番をしてもらう制度を作るなど、ユニークな案を盛り込もうと考えているそうです。

近年親が働く機会を生で見ることが少なくなっている子供達に親の働いている姿を見てほしい、野菜作りや店番と言った経験を通して子供達に更に成長してほしいと言った思いがこの店のコンセプトの1つになっているそうです。

いろんなことを考えて店づくりが進められていることに驚き、とても関心を抱きました。

この話を聞かせていただいたことでさらに完成したこのお店を見てみたいと思いました。

震災を乗り越え、たくさんの願いやアイディアをよって作られようとしている夢産直かみごう。

どんな姿に生まれ変わるかとても楽しみです!!

1 コメント “思いとアイディアを新たなお店に”

  • taniguchi 2012年3月15日 9:21 AM

    普段から食べ物を販売する仕事をしていた方々にとって、今回のような災害時は誰よりもしっかりしなければならないという意識が高いのではないかと思います。また、被災地での経験を通して、新たな一歩を踏み出している地元の方がいることに少し安心感が持てました。被災者と非被災者の関係の上で、支援される側と支援する側という枠から外れて、共に新たな方向へ進んでいるというのはいい取り組みだと思います。