岩手二日目
岩手二日目!
厳しい寒さがなかなか僕を布団から出してくれませんでした…。
今朝は遠野駅で八時の電車で出発し、釜石駅まで行きました。遠野駅から乗る際、丁度通学途中の高校生をたくさん見かけました。この寒さだから何か特別な防寒をしているのかと思い注意してみましたが、特に関西の高校生と服装などの違いはなく、やはりこれは極寒の地に生まれ育ってきた人たちの「慣れ」なのかと思いました。
その後約1時間電車に揺られ続けている間、電車内から見える景色は一面雪景色でした。普段大阪であらゆる建物や酔い潰れている人々を見ている僕にとってまるで、天国のようでした。
写真は遠野から釜石までの電車内からの画像です。
そんなこんなで釜石駅に到着。これからお世話になる桐山さんと合流し、釜石、大船渡、陸前高田を案内してもらいました。
釜石駅を出て数分すると、「津波浸水予想区域」を示す掲示板をちらちらと見かけるようになりました。結構大規模な仮設住宅も見られ、未だに入居者でいっぱいのようです。
リアス式海岸が目に付くようになり、その辺りでは少し海岸から離れた高いところに家が建てられているのを車内から発見しました。桐山さんの話によると、三陸津波の経験から以前よりも津波を避けるために高い場所に家を建設し、東日本大震災の津波から逃げることができた人も多くいたそうです。
さらに海岸沿いではホタテなどの漁業が少しずつ再開し始めているとのことです!!しかし、漁業に出る漁師さんだけが活動を再開できても、その仲買人や、加工する場所・機械・人、運送するトラック・人など漁業に関わる全ての面で回復できないことには漁業の復興はありえないという点が大切です。
私たち関西の人にとって東北の寒さは、一体どれくらいの寒さなんでしょうか??関西の冬の防寒だけではやはり無理でしょうか??